日に新たに、日々に新たに、又日に新たなり。

名言・故事・名セリフと駄文をお届けするIT経営コンサルタント川上賢人のブログ。自称『どちらかと言えば天才』がちょっと格好良い事とかを書いてみるチラシの裏。

    カテゴリ:今日の言葉(名言名句) > 故事ことわざ

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    来(きた)る者は拒まず、去る者は追わず。 (諺)

    自分を頼ってくる人を無碍にしたり、自分から去っていく人に執着しない。
    つまり、自分のこだわりを捨て、相手の意志を尊重する大人の態度のこと。
    大人は「オトナ」ではなく「タイジン(度量や器量を備えた人)」ですが、この場合はどちらでも大差ありませんね、

    孟子が弟子を取るときの態度がこの「来る者は拒まず、去る者は追わず。」だった様です。
    そう言えば食客3千人といわれた孟嘗君の逸話でも似たような話が出てきた記憶があります。

    来るものを選り好みしたり、去っていく人に執着するのは器量が足りないか、自分の軸が定まっていない小人だといえます。
    小人は「コドモ」ではなく「ショウジン」ですが、この場合はどちらでも大差ありませんね、

    全てがそうだとは言えませんが、去る者は追わずの態度を潔しとしないのはまさに「小人の交わりは甘きこと醴の如し」の現れと言えます。

    どちらかと言えば人付き合いは苦手(というか面倒)なのですが、だからこそ「来る者は拒まず、去る者は追わず」の態度が程よい人間関係なのではないかと思います。

    孟嘗君(1) (講談社文庫)
    宮城谷 昌光
    講談社
    1998-09-04


     

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    一日だけ幸せでいたいならば、床屋にいけ。 一週間だけ幸せでいたいなら、車を買え。 一ヶ月だけ幸せでいたいなら、結婚をしろ。 一年だけ幸せでいたいなら、家を買え。 一生幸せでいたいなら、正直でいることだ。 (西洋のことわざ)

    居酒屋のトイレとかでよく見かけますよね。
    言いえて妙だな、と。

     
    西洋の故事成句おもしろ事典 (学びやぶっく)
    西洋の故事成句おもしろ事典 (学びやぶっく) [単行本]
     

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    大事を成さんと欲する者は、まず小事を務むべし。 (二宮尊徳)

    大事を成さんと欲する者は、まず小事を務むべし。

    大事を成さんと欲して小事を怠り、

    その成り難きを憂いて、成り易きを務めざる者は、小人の常なり。

    それ小を積めば大となる。

    大きなことを成そうと思ったら、小さなことを疎かにしてはいけません。

    目の前のやるべきことを放置していながら、目標に近づけない達成出来ないと嘆いているのは、成功出来ない人間の常です。

    目の前の仕事を確実にこなしていくことが、大きな仕事へと繋がるのです。


    武術でもスポーツでも、本気で身に付けるためには、まずは徹底的に基礎・基本を練習します。
    無意識に体が動くレベルまで体に覚えこませないと、その先の高度な技術や業は身に付かないからです。
    それが功夫を積むと言うことなのです。

    功夫を積むと言うのは、何も武術だけでなく、ビジネスや他の趣味でも同じだと思うのです。
    私はそう思います。

    二宮尊徳一日一言
    二宮尊徳一日一言

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    初心にかえる (諺)

    初心忘れるべからず、とも言います。
    時には初心にかえって周りを見まわすのも、色々な気付きが得られます。
    今日はそんな一日でした。

    やりたい事業はたくさんあるけど、まずは初心にかえって足元から。

    初心者マーク


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    求めよ、さらば与えられん。 (諺/新約聖書)

    何かを得たい、なしたいと想うことで、それに関するモノや情報がどんどん入ってくるようになります。
    つまり、意識することでアンテナの感度が高くなるのです。

    また、直截的な話として、欲しいと意思を表すことで、周りの協力を得られやすくもなります。
    人は、他人の考えていることはわかりません。
    言葉に、あるいは態度(行動)に現すことでしか意思や希望を伝えることは出来ません。

    他人に働きかけるもっとも強い言葉は、「それが必要である」だそうです。
    まさに「求めよ、さらば与えられん。」と言うことですね。



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