組織といえども人それぞれがもつ弱みを克服することは出来ない。しかし組織は、人の弱みを意味のないものにすることが出来る。 (経営者の条件/P.F.ドラッカー)

チームあるいは組織で仕事を行なう意味はここにあるのだと、私はそう思います。
 
もちろん、そのためにはチームの運営、いわゆる『マネジメント』が重要になってくるワケですが。 

チームが上手くまとまらなければ、1+1が1、あるいはマイナスにさえなってしまいます。
しかし、チームを上手く活かすことが出来れば、1+1が3や4になります。
メンバー1人1人の強みを活かすことで個々の弱みをカバーし、強みの相乗効果を得ることで、1+1が2以上の成果を生み出します。

管理の対象が「人」であるため、これをすれば絶対大丈夫と言う方法はありませんが、絶対にダメな内容と言うのは数多く存在します。

そして、生産性の悪い組織、雰囲気の悪いチーム、離職率の高い職場と言うのは、例外なくダメな管理を行なってしまっています。 

己の欲せざる所は人に施すなかれ (論語) 

これに尽きると思います。 
あ、これはビジネスだけでなく個人でも重要ですね。

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