成果をあげるための秘訣を1つだけ挙げるならば、それは集中である。 (経営者の条件/P.F.ドラッカー)

集中と聞いてまず思い浮かぶのは「集中力」ですね。
仕事に限らず何かをしているとき、作業がはかどる、上手く行くというのは、この集中力によるところが大きいと思います。

もちろん集中力は大事なのですが、ここで言う集中はもう少し大きな視野、計画とか経営と言ったレベルで見た場合のモノになります。
つまり、精神的な「集中力」ではなく、資源(人・金・物・時間)の集中です。

成果を上げるだめには資源 (人・金・物・時間) の集中が大事』と言うことです。

個人的に、戦略とか戦術と言った言葉が大好きなのですが、色々な戦略を勉強・研究するほど「戦略とは『選択と集中』である」と感じています。
大企業と違い、資源(人・金・物・時間)の余裕の無い中小企業は、どこにその資源を集中するか、それが非常に重要になってきます。

もう少し個人レベルで言うならば、時間の集中、どのぐらい時間を掛けるのか、と言った事になるかと思います。
これは、ランチェスターにも共通する考えで、どのぐらい時間を掛けるのかは、成果/成功にとって非常に重要な要素となります。
(ランチェスターでは、期待される成果は「能力×時間の二乗」になります)

石の上にも三年じゃないけど、続けることが大事と言うことですね。

新訳 経営者の条件 (ドラッカー選書)
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