運命は、志ある者を導き、志なき者をひきずってゆく。 (セネカ)

運命に導かれるのか、引きずられていくのかは、志の有無だと言うことですが、志を持っている人は主体性をもって行動しています。
主体性をもって物事に取り組んでいる人は、逆境や困難も前向きに受け取ることが多いものです。

運命と言う外部の事象は同じでも、志、つまり主体性の有無によってその受け止め方が違うと言うことですね。
運命を能動的に受け止めれば、逆境や困難により上手く対処できる可能性が高くなります。

結果、導かれていると感じるのか、引きずられていると感じるのかの差に繋がるのです。

運命を味方につけるには、志を持つことが大事です。
自戒を込めて。


ローマの哲人 セネカの言葉
中野 孝次
岩波書店
2003-09-27


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