能力開発の基本は呼吸です。呼吸法には吐いて捨てるほど色んな種類があります。流派も色々です。
前回は、能力開発における呼吸の基本と言う意味での腹式呼吸を紹介しました。
今回は瞑想やメンタルトレーニングの基本になる呼吸法をいくつか紹介します。
なお、同じ名称の呼吸法でも流派や指導者によって微妙に内容が異なります。1つの例として参考にしてください。やりにくいなと思ったら検索して自分にあった呼吸法を探してみてください。
通常の胸式呼吸でも大丈夫ですが、前回の腹式呼吸で行うとより効果は高まります。
前回は、能力開発における呼吸の基本と言う意味での腹式呼吸を紹介しました。
今回は瞑想やメンタルトレーニングの基本になる呼吸法をいくつか紹介します。
なお、同じ名称の呼吸法でも流派や指導者によって微妙に内容が異なります。1つの例として参考にしてください。やりにくいなと思ったら検索して自分にあった呼吸法を探してみてください。
通常の胸式呼吸でも大丈夫ですが、前回の腹式呼吸で行うとより効果は高まります。
調息
息を整えるための呼吸法です。心を落ち着けたいときなどに有効です。
調息は鼻呼吸で行います。
1.ゆっくりと息を吸い込みます。(7秒程度)
2.吸いきったところで「ふっ」と一瞬息を漏らしてから止めます。(3秒程度)
3.ゆっくりと息を吐き出します。(10秒程度)
4.7割ほど吐き出したところで軽く息を止めます。(3秒程度)
5.1~4を繰り返します。
()内の秒数は目安です。適当で構いません。
武息
気功法などのトレーニングで用いられる腹式呼吸を用いた呼吸法です。身体強化にお勧めです。
息は鼻から吸って口から吐きます。
1.丹田(へその下3cm辺り)を意識しながらお腹を膨らませながらゆっくり息を吸います。
2.息を吸いきったら、肛門をぎゅっと締めるように力をいれて息を止めます。
3.肛門を緩めながらゆっくりと息を吐き出します。
4.1~3を繰り返します。
最初の頃は腹式呼吸(横隔膜運動による内臓刺激)と肛門括約筋の刺激によりトレーニング中に便意や尿意を催すことがあります。異常ではありませんので気にせずトレーニングを続けてください。(トイレには適宜行ってください)
文息
無意識に腹式呼吸が行えるように訓練するための呼吸法です。リラックスや集中力アップに効果があります。
息は鼻から吸って口から吐きます。
1.お腹を膨らませながらゆっくり息を吸います。
2.お腹を凹ませながらゆっくり息を吐きます。
3.1~2を繰り返します。
最初は意識しながら腹式呼吸を行い、段々と意識しなくても自然に腹式呼吸が行えるように繰り返します。
数息観
どちらかと言うと瞑想に近い呼吸法です。数を数えながら呼吸を行います。瞑想法の入門編や、集中力を高めるトレーニングとして行われます。
呼吸は自然に、鼻呼吸でも鼻から吸って口から吐く方法でもやりやすい方でかまいません。
息を吸う時は自然に、吐くときは出来るだけゆっくりと吐き出します。
1、2、3、と1呼吸毎に数を数えながら呼吸を行います。10までいったら1に戻って繰り返します。
おまけ(478呼吸)
少し前に「1分で寝落ちできる呼吸法」として話題になった呼吸法です。眠れないときはもちろん、心を落ち着けたいときなどに試してみると良いでしょう。
1.まずは口から息を吐ききります。
2.鼻から息を吸いながら4つ数えます。
3.息を止め、1から7まで数えます。
4.8つのテンポで口から息を吐き出します。
5.2~4を4回または8回行います。
数える速度は呼吸に無理がない範囲でリラックスできるテンポで行います。
実際の秒数よりも4・7・8の比率が重要です。
力が欲しいか?!ならば呼吸を整えろ!
息を整えるための呼吸法です。心を落ち着けたいときなどに有効です。
調息は鼻呼吸で行います。
1.ゆっくりと息を吸い込みます。(7秒程度)
2.吸いきったところで「ふっ」と一瞬息を漏らしてから止めます。(3秒程度)
3.ゆっくりと息を吐き出します。(10秒程度)
4.7割ほど吐き出したところで軽く息を止めます。(3秒程度)
5.1~4を繰り返します。
()内の秒数は目安です。適当で構いません。
武息
気功法などのトレーニングで用いられる腹式呼吸を用いた呼吸法です。身体強化にお勧めです。
息は鼻から吸って口から吐きます。
1.丹田(へその下3cm辺り)を意識しながらお腹を膨らませながらゆっくり息を吸います。
2.息を吸いきったら、肛門をぎゅっと締めるように力をいれて息を止めます。
3.肛門を緩めながらゆっくりと息を吐き出します。
4.1~3を繰り返します。
最初の頃は腹式呼吸(横隔膜運動による内臓刺激)と肛門括約筋の刺激によりトレーニング中に便意や尿意を催すことがあります。異常ではありませんので気にせずトレーニングを続けてください。(トイレには適宜行ってください)
文息
無意識に腹式呼吸が行えるように訓練するための呼吸法です。リラックスや集中力アップに効果があります。
息は鼻から吸って口から吐きます。
1.お腹を膨らませながらゆっくり息を吸います。
2.お腹を凹ませながらゆっくり息を吐きます。
3.1~2を繰り返します。
最初は意識しながら腹式呼吸を行い、段々と意識しなくても自然に腹式呼吸が行えるように繰り返します。
数息観
どちらかと言うと瞑想に近い呼吸法です。数を数えながら呼吸を行います。瞑想法の入門編や、集中力を高めるトレーニングとして行われます。
呼吸は自然に、鼻呼吸でも鼻から吸って口から吐く方法でもやりやすい方でかまいません。
息を吸う時は自然に、吐くときは出来るだけゆっくりと吐き出します。
1、2、3、と1呼吸毎に数を数えながら呼吸を行います。10までいったら1に戻って繰り返します。
おまけ(478呼吸)
少し前に「1分で寝落ちできる呼吸法」として話題になった呼吸法です。眠れないときはもちろん、心を落ち着けたいときなどに試してみると良いでしょう。
1.まずは口から息を吐ききります。
2.鼻から息を吸いながら4つ数えます。
3.息を止め、1から7まで数えます。
4.8つのテンポで口から息を吐き出します。
5.2~4を4回または8回行います。
数える速度は呼吸に無理がない範囲でリラックスできるテンポで行います。
実際の秒数よりも4・7・8の比率が重要です。
力が欲しいか?!ならば呼吸を整えろ!
