競合局面における敵と味方の力関係で勝敗が決まる。 (ランチェスター戦略「弱者逆転」の法則/福永雅文)

孫子にいわく、敵を分断し大で小を攻めるとあります。
つまり、総合戦力で負けていても、局所的な場面で有利な戦力を保持できればそこでは勝てる。
古今を問わず兵略の基本は同じですね。

それを繰り返して勝ちを積み上げシェアを広げましょう、と言うお話。
問題はその「局所的な場面」をいかに作るか、何ですけどね。

ちなみに、ランチェスター戦略と言うと竹田陽一先生か福永雅文先生かと言う感じですが、私が最初にランチェスター戦略を学んだのは故田岡信夫先生著作の「ランチェスター販売戦略」。
当時、前の会社が1度目の倒産の危機を迎えていた頃で、お金がなくて古本屋で見付けて「戦略」と言う言葉に惹かれて買ったのが始まり。
もともと孫子を読んでいたので、このランチェスター販売戦略を読んで「何だ、孫子の兵法をビジネスに応用すれば良いのか」と気付くきっかけにもなりました。

ランチェスターを使いこなせているか?
と問われると今でもまだまだ未熟ですが、ランチェスター戦略にはずいぶんお世話になりました。
今後もきっとお世話になるでしょう。

日新、日々新、又日新。

<ビジネス下克上時代に勝つ!>ランチェスター戦略「弱者逆転」の法則
<ビジネス下克上時代に勝つ!>ランチェスター戦略「弱者逆転」の法則 [単行本]