他者への敬意は人を人たらしめる唯一の基準です。 (新城直衛/皇国の守護者2)
自戒を込めて。
「互いに忠誠の対象は異なっているが、だからと言って、貴官に対する軍人としての敬意がいささかでも薄れることはない。そうしたものだ。それが我々が守るべき最後の一線ではないか?」他者への敬意を持てない人はいろんな意味で残念と言うほかありません。
「最後の一線」 新城は同意した。
「かもしれません、大佐殿。他者への敬意は人を人たらしめる唯一の基準です。そしてそれは実績と信頼に依拠します。」
自戒を込めて。