日に新たに、日々に新たに、又日に新たなり。

名言・故事・名セリフと駄文をお届けするIT経営コンサルタント川上賢人のブログ。自称『どちらかと言えば天才』がちょっと格好良い事とかを書いてみるチラシの裏。

    タグ:老子

    大国を治むるは小鮮を烹るが如し (老子)

    小鮮と言うのは小魚のことで、小魚を煮るときは、やたらとかきまぜたり突いたりすると形が崩れてしまうし、味も落ちてしまいます。
    国を治めるときは、あまり細かいことに口を出さず、民間に任せたほうがうまく治まる、ということ。どっかの国の役人に聞かせたいものです。

    それはさておき、国だけでなく、会社などの組織の運営にも同じことがいえます。
    社長が従業員の箸の上げ下ろしにまで口を出すような会社は、社長の力量以上には伸びません。
    大要を示し、細かいところは従業員に任せることが重要です。

    実際には、大要を示さず細かいことばかり言っている経営者が少なくないのですが。
    社長や管理職といったリーダーは、大きな視点で自分や組織を俯瞰することが大切です。



     

    人を知る者は智なり、自ら知る者は明なり。 (老子)
     
    人を知っている者は智者であるが、自分自身を知っている者は それ以上 の明知の者である。
    みたいな意味での解説が多いですね。

    兵法・戦略にしても商売・マーケティングにしても、心理学的な側面を抜きには語れませんから、『人』を知っている者は確かに智者に違いありません。
    単にテクニックを知っていると言う人より上手く活用することが出来るでしょう。

    しかし、人のことにはよく気が付いても、自分自身のことになるとよく判っていない人は少なくありません。

    サービスやマーケティングでは、自分ならどうするか、自分ならどうされるのが嬉しいか、と考えることが成功の秘訣だとよく言われますが、これって、まずは自分自身を知るって事と同じだと思うのです。

    さらにもう一歩進めて、自分自身の価値観や好み、方向性など、一般に自分軸と言われるものについて自分自身を観察してみるのも、時には重要なのではないかと。

    私はそう思います。

    老子・荘子の言葉100選―心がほっとするヒント (知的生きかた文庫)
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