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名言・故事・名セリフと駄文をお届けするIT経営コンサルタント川上賢人のブログ。自称『どちらかと言えば天才』がちょっと格好良い事とかを書いてみるチラシの裏。

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    上級生徒殿、そうしたなさりようは、特志幼年学校生徒として自分の好みではありません。(新城直衛/皇国の守護者2)

    皇国の守護者2巻、新城と同期の仲間とのやり取りから。
    「貴様、昔からそれが口癖だな」古賀は続けた。
    「ほら、上級生徒に赤杉って嫌な奴がいただろう」
    「ああ」槙が頷いた。「あの、嫌味な野郎。確か宮野木の家臣団じゃなかったか」
    「それは忘れたが、ある日そいつに新城がからまれてな。まあ、こいつはてんから人を馬鹿にしているところがあるから無理もないんだが」
    「そのときの答えが?」樋高が言った。
    上級生徒殿、そうしたなさりようは、特志幼年学校生徒として自分の好みではありません。」
    「よく言ったなぁ」卵の黄身を啜っていた羽鳥が呆れたように感想を述べた。
    「で、赤杉の野郎、どう答えた?」
    「名前どおり真っ赤になったな。”ふさわしくない”ならわかるが、”好みではない”だからな。まるで大将閣下のお言葉よ。新城を滅茶苦茶に殴りつけた」
    「それで貴様は何をしていた」とがめるような顔つきで槙が訊ねた。
    「教官室のそばまで走って、大声で私闘だ私闘だと喚いて逃げた」
    「それで野郎、放校になったのか」
    皇国の守護者の中でTOP10に入る好きな場面です。

    それはさておき、私は「嫌い」と言う言葉があまり好きではありません。むしろ苦手です。
    その対象が食べ物でも仕事でも人物でも。
    嫌いだ嫌いだと言っていれば、ますます嫌いになるだけで、急に好きになったり問題が解決したりすることはまずありません。
    嫌いだ、と言ったところで何が変わるワケでもなく、ただ言った人間の印象が悪くなるだけなのです。

    脳と言うのは主語を認識しないという話があり、「嫌い」の対象が自分以外であってもネガティブなイメージを心に湧かせてしまいます。
    「嫌い」と言う言葉は相手だけでなく、周囲にも自分にもダメージを与えてしまう言葉なのです。

    なので、私は「嫌い」という言葉をなるべく使わず、「苦手」とか「好きではない」、「好みではない」を使うように意識しています。
    このシーンが特に印象に残っているのは、そうした理由かもしれません。

    言葉を意識するってのは、大事なことなのです。



     

    他者への敬意は人を人たらしめる唯一の基準です。 (新城直衛/皇国の守護者2)
    「互いに忠誠の対象は異なっているが、だからと言って、貴官に対する軍人としての敬意がいささかでも薄れることはない。そうしたものだ。それが我々が守るべき最後の一線ではないか?」
    「最後の一線」 新城は同意した。
    「かもしれません、大佐殿。他者への敬意は人を人たらしめる唯一の基準です。そしてそれは実績と信頼に依拠します。」
    他者への敬意を持てない人はいろんな意味で残念と言うほかありません。
    自戒を込めて。
     

     

    皇国の守護者5巻、新城とメレンティンのやり取りから。
    「どこかへ逃げるのだ。殿下とともに。アスローン、いや、南冥だな。あそこでならば、殿下も君も、自分自身として生きられるだろう」
    「正直、それも考慮しました。しかし、いけませんね、どうも。殿下に楽をさせてさしあげることができそうもないのです」
    望んだ男とであれば、漁夫のように手を荒らしてみせるのが女と言うものだろう
    女に手を荒らさせぬためならば、いかなる悪行も為すのが男というものでは
    「確かに、貴官であればそうでもあろう」




     

    衆民にいい顔をしていれば、確かにいろいろと楽になるだろう。
    が、それだけのことだ。
    彼らの欲望には限りがない。なにか一つを与えると次の一つを望む。
    なによりも問題なのは叶えられて当然だと信じるようになることだ。
    僕は親鳥ではない。
    ただ大口を開けて愚にもつかない文句を垂れているような連中の面倒を見られるほど度量は大きくない。
    (新城直衛/皇国の守護者8)
    衆民を従業員と置き換えても良いかもしれません。
    会社の清算処理をしながら、自社の福利厚生費の比率の高さに物言えないやるせなさを感じて思い出した言葉です。

    皇国の守護者〈8〉楽園の凶器 (C・NOVELSファンタジア)
    皇国の守護者〈8〉楽園の凶器 (C・NOVELSファンタジア) [新書]


     

    まったく、真面目な馬鹿は死んでも面倒を残す (新城直衛/皇国の守護者1)

    規定のスケジュールで作業を完了させて元請さんから『凄いですね!』と驚かれるのもどうかと思うが、統制の取れたチームで適正な作業量なら当然のこと。

    思えば作業日2日目にして、
    『定時で終わって大丈夫ですか?スケジュールの延長が出来るかお客様と相談してください。』
    と本部から指示が。
    『大丈夫です。4日で完了できます。残業も最終日に1~2時間あるかどうかです。』と返すと
    『現場の判断に任せますが、早めにお客様と相談してください。』
    と言うやり取りが。

    他の拠点を作業している寄せ集めの混成チームは火を吹いていた(る?)らしいです。

    今日の言葉に関連する名言に
    有能な怠け者は司令官に、有能な働き者は参謀にせよ。
    無能な怠け者は、連絡将校か下級兵士にすべし。
    無能な働き者は、すぐに銃殺刑に処せ。
                      (ハンス・フォン・ゼークト)
    と言うのがあります。

    有能な怠け者であれば、怠け者ゆえに部下に仕事を任せることができ、どうすれば自分やチームが楽に勝てるかを考えられる。だから指揮官にするのが良い。

    有能な働き者は、勤勉であるがゆえに自分で考え実行しようとする。部下を率いるより、指揮官を補佐する方が実力を発揮できる。ゆえに参謀が適任である。

    無能な怠け者は、自分で判断できないし、自ら動こうともしない。命じられたことをそのまま行動する立場が適任である。

    しかし『無能な働き者』は、自分で適切な判断もできないのに勝手に動く。無用なトラブルを起こし事態を悪化させる。部隊を守るためには処刑するしかない。

    と言うこと。
    個人的に、全く賛成です。

    この業界の常として、ちょっと規模の大きな案件では複数の下請会社や個人事業者から作業員が派遣されてくることがほとんどです。
    そのため、現場の状況はチームリーダーの能力に大きく依存します。
    個々の能力も当然重要ではあるのですが、それ以上にチームの統制が取れているかどうかが作業効率に大きく影響するワケです。


    閑話休題


    昨日の打ち上げで、他の拠点は大変らしいと言う話から出た話題。
    仕事柄、あちこちの現場でご一緒させていただく会社さんや個人業者さんも少なくないのですが、寄せ集めのチームはやはり進捗が捗捗しくないことが多いです。
    なので、知り合いが参加している拠点についてはその状況も目に浮かんで・・・(-人-)なむ~

    と言う話から、今日の新城直衛のセリフが思い浮かびました。

    やる気のある無能ほど迷惑なものあはありません。
    特にチームで仕事をするときには。


    皇国の守護者〈1〉反逆の戦場 (C・NOVELSファンタジア)
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    皇国の守護者 1 (ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ)
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