日に新たに、日々に新たに、又日に新たなり。

名言・故事・名セリフと駄文をお届けするIT経営コンサルタント川上賢人のブログ。自称『どちらかと言えば天才』がちょっと格好良い事とかを書いてみるチラシの裏。

    タグ:ドラッカー

    企業の目的として有効な定義は1つしかない。顧客の創造である。 (P.F.ドラッカー)

    ドラッカーを読んだり聞いたりするとき必ずといって良いほど出てくるのが『顧客の創造』です。
    おそらく、ドラッカーの中心的な主題の1つなのだと思います。
    新規客の開拓はもちろん、利用していただいたお客様にリピートしてもらうことも含め、如何に自社の顧客を作り上げるか、それが企業の定義だと言う事です。

    「誰」が「何に困っているか」を見つけ、それを(自社の強みによって)解決する。
    さらにそれをコンセプト化することが出来れば、ビジネスとして成功する可能性が高くなります。

    理屈は簡単ですが、実践するのは難しいんですよね。
    日々新又日新
     
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    マーケティングの理想は、販売を不要にすることである。マーケティングが目指すものは、顧客を理解し、製品とサービスを顧客に合わせ、おのずから売れるようにすることである。 (P.F.ドラッカー/マネジメント[エッセンシャル版])

    顧客の欲求を満たす製品・サービスを提供することで、販売すわなち売り込みをしなくても売れる仕組みを作る、それがマーケティングの理想だとドラッカーは言います。
    よく、『マーケティング』と『セールス』は別物だと言われますが、セールスの手間を省くために行うのがマーケティングだと言えます。
    なんだか、戦略と戦術の関係に似ていますね。

    新たな商品であれば、顧客が何を求めているかを調査し、すでにある商品であれば、どうすれば顧客にマッチするかを考える。
    言葉にするのは簡単ですが、なかなか難しいですよね。

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    第三の自らの強みについての前提は、リーダーシップを維持していくためには、いかなる分野で抜きん出ていなければならないかを明らかにする。 (P.F.ドラッカー/『チェンジ・リーダーの条件』実践するドラッカー事業編より)
    事業の定義は三つの要素からなる。
    第一は、組織をとりまく環境である。
    (中略)
    第二は、組織の使命すなわち目的である。
    (中略)
    第三は、そのような使命を達成するために必要な強みついての前提である。

    事業を定義する3つの要素、最後の3つ目です。

    同業他社に対して、どこがより優れているのか、と言うことですね。
     
    商品やサービスそのものの良さも重要ですが、それだけでは顧客の支持、あるいは同業他社からあなたを選ぶ理由には足りません。
    同業他社が少なく、お客さんに選択肢が無ければ、仕方なくでもあなたの商品やサービスを購入してくれますが、同業他社が現れたとたん、そちらへ流れてしまいます。

    お客様から選ばれる理由、コアサービス(商品やサービス)に付随するプラスアルファの付加価値が必要です。

    ここで言う付加価値とは、単なる値引きやおまけと言う意味ではありません。
    お客様が喜んで代金を支払いたくなるようなリーダーシップを持つと言うことです。

    価格、品質、概観、デザイン、技術力、スピード、安心・安全、わかりやすさ、親しみやすさ、実績、付随サービスなど、付けられる付加価値には多くのものがあります。

    自社の商品やサービスに対してどの様な付加価値を提供できるのか、その付加価値はお客様の要望にマッチしているのか、さらには、その付加価値によって他社に対して優位性を確保することが出来るのか、これが『強み』の源泉だと思います。
    自社の強みを意識し、伸ばすことで、自社のブランディングにも繋がっていきます。

    ただ、自分で思っている自社の強みと、お客様があなたを選んでいる理由が必ずしも一致してないことも少なくないのが、難しいトコロなんですよね。
    日々新又日新
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    第二の使命についての前提は、組織が何を意義ある成果とするかを明らかにする。経済や社会に対し、いかに貢献するつもりかを明らかにする。 (P.F.ドラッカー/『チェンジ・リーダーの条件』実践するドラッカー事業編より)

    事業の定義は三つの要素からなる。
    第一は、組織をとりまく環境である。
    (中略)
    第二は、組織の使命すなわち目的である。
    (中略)
    第三は、そのような使命を達成するために必要な強みついての前提である。

    引き続き、事業を定義する3つの要素、2つ目です。

    何を以って経済や社会に貢献するのか。
    その商品、サービスがどの様に世の中のお役に立てるのか。

    ホントに役に立たないものであればすぐに淘汰されてしまうので、すべての事業は何らかの役には立っているワケです。
    が、経営者や現場のスタッフがをそれを意識して提供できているかどうか。
    そこが重要なのではないかと思います。

    自らの事業を定義するとは、己自信を知ることでもあります。

    つまり、同じような商品やサービスを提供していても、発展する会社(組織)と衰退する会社(組織)の差は、自分達が何を提供しているのかが理解できているかどうかの差。
    組織の使命(目的)が経営理念として浸透しているかどうかの差。
    私はそう思います。

    私の経営する会社で言えば、情報格差を解消し、社会生活の発展を手助けする。
    情報化社会という言葉を意識することなく誰もが情報にアクセス出来、便利さを豊かさに変換できる環境を目指して活動する。

    ・・・堅いな(^^;

    噛み砕いて言うと、お客様が昨日よりも今日、パソコンを少しでも便利に楽しく使えるようになるお手伝いすること。

    それが我々の使命です。
    あとは、どうやってスタッフに浸透させていくか。
    研修や社内報で地道にやっていくしかないかな。

    あなたの組織の使命は何なのか?何を以って社会に貢献するのか?
    たまにはそんなコトを考えてみるのも良いと思います。

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    第一の環境についての前提は、組織が何によって対価を得るのかを明らかにする (P.F.ドラッカー/『チェンジ・リーダーの条件』実践するドラッカー事業編より)

    事業の定義は三つの要素からなる。
    第一は、組織をとりまく環境である。
    (中略)
    第二は、組織の使命すなわち目的である。
    (中略)
    第三は、そのような使命を達成するために必要な強みついての前提である。

    自らの事業が何によって対価を得るのかとは、外部の環境に対してどの様な影響(変化)を与えていくのか、と言うことだと思います。

    単に世の中に求められているものを提供すると言うのも重要ですが、それを提供することによって社会にどのような影響を与え、変革を促すのか。
    そう言ったところまで考えることが出来れば、ドラッカーの言う「変化の先頭に立つ」ことが出来るのではないと、私は思います。
    難しいですけどね。

    ちなみに、私の経営する会社は大きな括りでいえばITサービスの会社です。
    業種的にはまだまだマイナーな「パソコンサポート」

    21世紀は情報および知識の世紀である。
    と言うのは誰の言葉だったか、学生時代に読んだ本の影響だと思いますが、ネットが社会インフラとなりつつある現在では、情報および知識というものが非常に重要な役割を担います。

    ここで問題になるのが、デジタルデバイドなどとも呼ばれる情報格差。
    パソコンはもちろんスマホやタブレットといった情報端末の活用度は、日常生活の充実度はもちろん、ビジネスの成否にも大きく影響しています。
    つまり、環境的に言えば、広い意味での『パソコンサポート』の需要の裾野は年々広まっていると言うのが私の見解です。

    パソコンサポートを事業の中心とする我々は、誰もが身近にICTを活用できるように支援することで対価を得る組織と言うことになります。

    さらにはパソコンの出荷台数やネットワークの普及状況、新しいサービスの出現など、掘り下げればもっと多くの要因があります。
    どこにどれだけコミットしていくのか。
    組織をとりまく環境を分析するだけでも、多くのものが見えてきそうです。

    先月書いた『あらゆる組織が、自らの事業についての定義をもたなければならない。』に引き続き、事業の定義について少し掘り下げて考えてみたくなり今日の言葉を選んでみました。
     
    あなたの事業をとりまく環境は今どうなっていて、今後どうなって行くのでしょうか?
    それを考えるだけでも事業の方向性が見えてくるのではないかと思います。

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