日に新たに、日々に新たに、又日に新たなり。

名言・故事・名セリフと駄文をお届けするIT経営コンサルタント川上賢人のブログ。自称『どちらかと言えば天才』がちょっと格好良い事とかを書いてみるチラシの裏。

    タグ:論語

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    己立たんと欲して人を立て、己達せんと欲して人を達す (論語)

    自分が立とうと思ったらまず人を立たせてやる。
    自分が手に入れたいと思ったらます人に得をさせてやる。

    仁とはどのようなものかと、孔子が弟子に尋ねられて答えた言葉だそうです。

    『善意の先渡し』こそが成功への近道なのだと、私はそう思います。

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    己に如かざる者を友とするなかれ (論語)

    ぶっちゃけて言うなら、友達は選べ。
    と言うことですね。
    そして出来るなら自分より格上の人物と付き合うことです。

    その人を知らざれば、その友を見よ、とも言います。

    朱に交われば赤くなり、蓬(よもぎ)麻中に生ずれば扶けずして直し、とも言います。

    友達選びは重要だと思います。

    もちろん、選んでもらえるような人物になることも重要ですが。

    同じく論語に、益者三友、損者三友とあります。

    友人とすべき人物とは、剛直な人、誠実な人、教養のある人
    友人とすべきでない人は、易きにつく人、人当たりばかり良い人、口先だけ上手い人

    だそうです。

    私も、人当たりについては自信がありませんが、せめて口先だけにならないように注意したいと思います。

    声に出して読みたい論語
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    組織といえども人それぞれがもつ弱みを克服することは出来ない。しかし組織は、人の弱みを意味のないものにすることが出来る。 (経営者の条件/P.F.ドラッカー)

    チームあるいは組織で仕事を行なう意味はここにあるのだと、私はそう思います。
     
    もちろん、そのためにはチームの運営、いわゆる『マネジメント』が重要になってくるワケですが。 

    チームが上手くまとまらなければ、1+1が1、あるいはマイナスにさえなってしまいます。
    しかし、チームを上手く活かすことが出来れば、1+1が3や4になります。
    メンバー1人1人の強みを活かすことで個々の弱みをカバーし、強みの相乗効果を得ることで、1+1が2以上の成果を生み出します。

    管理の対象が「人」であるため、これをすれば絶対大丈夫と言う方法はありませんが、絶対にダメな内容と言うのは数多く存在します。

    そして、生産性の悪い組織、雰囲気の悪いチーム、離職率の高い職場と言うのは、例外なくダメな管理を行なってしまっています。 

    己の欲せざる所は人に施すなかれ (論語) 

    これに尽きると思います。 
    あ、これはビジネスだけでなく個人でも重要ですね。

    新訳 経営者の条件 (ドラッカー選書)
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    三人行けば必ず我が師有り。その善なる者を択びてこれに従ひ、その不善なる者はこれを改む (論語)

    昼間、ふと思い立って検索したら「我以外皆我師(宮本武蔵/吉川英治)」ばかりが出てきてしまいました。
    意味は同じ様なものですが、個人的には論語の方が言葉が明確で好きだったりします。

    読んだままなのであらためて解説するまでも無いですが、周りの人の良いところは素直に取り入れ、悪いところは反面教師として他人の振り見て我が振りなおせ、と。

    判ってはいても、油断するとすぐに増上慢が芽を出してしまうのが人と言うもの。
    常に心したいものです。

    プライベートはもちろんですが、ビジネスにおいてもベンチマーキングなどで他社の良い点、悪い点をチェックし、たえず自社にフィードバックしていくことが重要です。

    私はそう思います。

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    安岡 正篤

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