よく聞け、金を残して死ぬ者は下だ。仕事を残して死ぬ者は中だ。人を残して死ぬ者は上だ。よく覚えておけ。 (後藤新平)

学生の頃、教職課程を取っていたのですが、それは私が100の能力で仕事をするより、70の能力を持つ者を多く育てた方が世の中の役に立つと考えていたからでした。
100人も育てれば1人や2人は私以上の、120や130の能力を持つ者も出てくるだろうと。
そうなれば出藍の誉れでもあると。

そんなことを夢想していました。いや、実は今でも密かに思っていたりします。
知識や経験をお伝えする仕事と言うのは、そういう目的もあるのです。