日に新たに、日々に新たに、又日に新たなり。

名言・故事・名セリフと駄文をお届けするIT経営コンサルタント川上賢人のブログ。自称『どちらかと言えば天才』がちょっと格好良い事とかを書いてみるチラシの裏。

    カテゴリ:ブログ(雑記) > 経営学

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    顧客を選ぶ会社は顧客に選ばれる。顧客を選ばない会社は顧客にも選ばれない。つきあいたくない客と、つきあいたい客を明確に分け、つきあいたい客とだけつきあうと利益がアップする。(60分間・企業ダントツ化プロジェクト/神田 昌典)

    私は起業当初から意識して顧客を選んでいましたが、起業したての頃はマーケティングが不十分だったためやせ我慢の連続でした。
    それでも、友人や知り合いの会社が悪い客を拾って苦労しているのを見ると、やせ我慢してでも客は選ぶべきだと思ってずっとやってきました。
    ここ数年やっと業績が上向き、有名コンサルタントが同じことを言っているのをみると、やっぱり顧客を選ぶことは大事なんだと改めて思います。

    顧客を選ぶ、マーケティング的に言うと『客層の絞込みとターゲットの明確化』
    知識としては知っていても、実際の経営に活かせ出すまでには長い時間が掛かりました。
    独学の限界ですね(^^;

    昨年、カカトコリ師匠と知り合いセミナーに参加するようになってから、知ってはいるけど実行できていない、知識で終わっていたものが徐々に血肉になってきました。
    まだまだ修行中ですが、人の出会いや縁と言うのは実にありがたいものだと思います。

    今週末は神田昌典先生とそのお弟子さんたちのセミナー『ビジネス人間学in岡山』
    今から楽しみで、先週から合間を見て神田先生の著作を読み直し中です。

    60分間・企業ダントツ化プロジェクト 顧客感情をベースにした戦略構築法60分間・企業ダントツ化プロジェクト 顧客感情をベースにした戦略構築法
    (2002/12/07)
    神田 昌典

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    商品が売れない原因のナンバーワンは、商品がわからないからである。小学生でもわかるように商品が説明されているかという観点で問い直すこと。 (60分間・企業ダントツ化プロジェクト/神田 昌典)

    いくら商品やサービスが良くても、その良さが伝わらなければ売れないと言うことですね。
    本書の同じ章でネーミングが大事だと言うくだりがありましたが、商品やサービスの内容が一瞬で判るわかりやすいネーミングが出来れば理想的でしょう。
    まあ、自社のオリジナル商品でもなければネーミングを変えるのは難しいですが。

    私がクライアントさんにWEB戦略のお話をするときには、商品やサービスあるいは会社の魅力を如何に発信するか、と言うことに注力して提案・アドバイスを行っています。
    お客様に商品やサービスを利用してもらうには、心理的敷居(本書では購買抵抗と表現)をどうやって下げるかが重要になります。
    そのためには、商品やサービスの魅力(=USP)をどれだけ判りやすく伝えるかが大事ですよ、と。
    まあ、WEBに限らず、チラシや販促資料、広告でも同じなんですけどね。

    商品を知って、内容をわかってもらうためにも、商品説明(可能であれば商品のネーミングも)は顧客視点で何度も見直してみるのが良いかもしれません。

    え?紺屋の白袴? それは私のことですが何か?
    ・・・頑張ります orz

    60分間・企業ダントツ化プロジェクト 顧客感情をベースにした戦略構築法60分間・企業ダントツ化プロジェクト 顧客感情をベースにした戦略構築法
    (2002/12/07)
    神田 昌典

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    正しい管理の四つの本質
    ・適切な人材を雇用する。
    ・その人材を適所にあてはめる。
    ・人びとの士気を保つ。
    ・チームの結束を強め、維持する。
    それ以外のことは全部管理ごっこ
    (デッドライン―ソフト開発を成功に導く101の法則/トム・デマルコ)

    私が最初に学んだ『マネジメント(管理)』はドラッカーではなくトム・デマルコでした。

    ソフトウェアにしろハードウェアにしろ、システムを開発するのも、それを使うのも「人」であり、管理の本質とは技術的な問題ではなく社会学的な問題なのです。
    そして、社会学的な問題であるからこそ、システム開発以外にも通じる本質的なものなのです。
    どんな管理手法もこの4つを忘れては本来の効果を発揮できません。

    大学の研究室でも就職後のチーム運営でも起業後の組織運営でも、私が実績を出して来れたのはこの「正しい管理の四つの本質」を知っていたからだと言えます。
    どちらかと言えば天才の私でも、個人の能力なんてのは高が知れてます。アニメやゲームじゃあるまいし。
    成果とは、チーム・組織で活動してこそより高い結果が得られるのです。
    私はそう思います。

    デッドライン―ソフト開発を成功に導く101の法則デッドライン―ソフト開発を成功に導く101の法則
    (1999/03)
    トム デマルコ

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    理念が無くても商売は出来ます。でも理念がないと人はついてきません。

    独りでも稼ごうと思えば出来なくはありません。でも社会貢献は仲間がいないとなかなか形になりません。
    だからビジネスには(経営)理念が必要です。

    理念は目標ではなく価値観です。
    だから最初は個人的な志とか想いとかでも良いんです。ビジネスの成長とともに自分も志も成長していけば良いんですから。

    私はそう思います。

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    「情報力」は結局「想像力」だ(指導力の研究/渡部昇一)

    10年以上も前に読んだ本を、ふと引っ張り出して読み返してみた。
    去年ぐらいからもやもやしていたものがちょっとだけスッキリしました。良い本は歳月が経って読み返しても得るところが多いです。


    指導力の研究―組織社会を勝ち抜く法 (PHP文庫 ワ 2-1)指導力の研究―組織社会を勝ち抜く法 (PHP文庫 ワ 2-1)
    (1986/02)
    渡部 昇一

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