日に新たに、日々に新たに、又日に新たなり。

名言・故事・名セリフと駄文をお届けするIT経営コンサルタント川上賢人のブログ。自称『どちらかと言えば天才』がちょっと格好良い事とかを書いてみるチラシの裏。

    カテゴリ: P.F.ドラッカー

    経営者は事業の未来について、もっと時間と思索を割かなければならない。 (創造する経営者/P.F.ドラッカー)

    ですよね。

    戦略と戦術について、もっと考える時間が欲しい今日この頃です。

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    あらゆるマネージャに共通の仕事は5つである。 (マネジメント[エッセンシャル版]/P.F.ドラッカー)

    あらゆるマネージャに共通の仕事は5つである。
    1. 目標を設定する
    2. 組織する
    3. 動機付けとコミュニケーションを図る
    4. 評価測定する
    5. 人材を開発する
    今日は夜ドラの会に参加してきたので、久しぶりにドラッカーの言葉を引いてみました。
    夜ドラの会でやった内容とは関係ありませんけどね。

    5つの項目、それぞれをどのように解釈するか、実際にどうアプローチしていくかで色々と見方は変わるかもしれませんが、おおむねこの通りだと思います。
    詳しくは10月の成功志縁塾でお話できればと思います。
    (内容のベースはトム・デマルコですが、ドラッカーや私の経験・解釈を交えて、出来るだけ実践的なお話をする予定です。)

    ちなみに、夜ドラの会と言うは夜どら焼きを食べる会ではありません。
    夜ドラッカーを読む会です。

    マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則
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    成果を上げるには自由に使える時間を大きくまとめる必要がある (経営者の条件/P.F.ドラッカー)

    勉強や読書は隙間時間でも出来ます。
    細々とした作業も合間合間の時間で行なえます。

    しかし、『考える』と言う行為に関しては、細切れの時間では役に立ちません。

    若い頃は気にもなりませんでしたが、考えることが増えてくると、もっと時間が欲しいと思うようになってきました。
    特に、アイデアをもっと練り込みたいと言うときには切にそう思います。

    別に年取って頭の回転が鈍くなったわけでは無い、と思いたい今日この頃。

    余談ですが、人間は20歳前後の頃が一番頭が冴えてるそうです。

    昔、何かの記事でフォン・ノイマン博士が、
    『一番頭が冴えていたのは17歳の頃だった。それ以降はその頃の余禄で誤魔化しながらやってきたようなものだ。』
    と言っていたのを思い出しました。歳はとりたくないものです。

    まあ、脳は訓練次第で歳を取ってからでも活性化させることが出来るワケですが、それはまた別の機会に。

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    働く者が満足しても、仕事が生産的に行なわれなければ失敗である。逆に、仕事が生産的に行なわれても、人が生き生きと働けなければ失敗である (マネジメント エッセンシャル版/P.F.ドラッカー)

    企業活動を考えた場合、結果(利益)を重視するのか、過程(プロセス)や(職場)環境を重視するのかと言う話になりがちですが、ドラッカーは両立していなければ、どちらが不足しても失敗であると言っています。
    私もそう思います。

    収益を上げなければ、そもそも組織(会社)が維持できず、福利厚生などを充実させることは出来ません。
    当然、社会への貢献も難しいでしょう。 

    かといって、収益第一主義では必ずどこかに歪みが発生します。
    そして大抵の場合、その歪みは従業員や顧客に転化されます。

    従業員や顧客に転化すれば、短期的には収益を上げることが出来ても、組織(会社)を維持していくことは難しいでしょう。
    いづれ、従業員の士気が低下して組織が崩れるか、顧客からの支持を失って市場から退場せざるを得なくなります。

    しかし、従業員満足度のためにコストを掛けすぎることは、これもまた組織(会社)の存続を危うくすることになります。
    特に中小零細企業では、給与や福利厚生など従業員に還元できる資本には限度があります。
    そのバランスを差配するのが経営者や上級マネージャの役割ですが、それだけではやはり限度があります。

    ならば、何を以って従業員のモチベーションを引き出すのか。

    ドラッカー的には、仕事とは「人が働くことによって得られる結果」であり、労働とは「人の活動(プロセス)そのもの」だと述べています。
    そして、人と労働の関係について
    • 求める結果(仕事)が同じでも、働くリズムやスピード、持続力は人によって異なる。結果を得るための方法も複数存在する。
    • 人は働くことで何かを成し遂げようとする自己実現の手段である。
    • 人は働くことで社会との係わりを持つ。
    • 労働は生計を支えると同時に、社会の経済活動の基盤となる。
    と言っています。

    この辺りがヒントになるのは確かですが、具体的にどう活動していくべきなのか、まだまだ眠れない夜は続きそうです。

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    機械の仕事と異なり、人の仕事は、スキルや判断の要素をまったく含まないものであってはならない。 (現代の経営/P.F.ドラッカー)

    人の能力や判断力には当然、個人差があります。もちろん、熟練度やモチベーションの違いなどもあるでしょう。
    それらを考慮しない組織は、短期的に利益を得ることが出来たとしても、長続きはしません。
    あたかも、経費の削減で一時的に帳簿上の利益を出したとしても、将来の売上には繋がらないのと同じ様にです。

    本来は、個々人の判断やスキル(強み)を活かせる仕事の割り当てをした方が、機械に任せられる仕事に人員を割り当てるようなライン仕事より生産性が上がりますよ、と言うものだと思います。
    一般的には、ライン方式からセル方式への転換と言われるものです。

    しかし、『機械の仕事と異なる』と言うのは、ついつい読み飛ばしてしまいそうな当たり前の一文ですが、実は大きな喚起点だと、私は思うのです。
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    特にサービス業が主流となりつつある現代では、『人』こそが重要な資源であり、それを最大限に活かすためには、人間の特性と言うものを考慮したマネジメントを行なわなければなりません。

    何故なら、『人』の行なうサービスは均質化することが出来ないからです。

    組織としてサービスの質の向上を目指すためには、属人的な強みを伸ばしつつ属人的な依存度を少なくする、相反する課題を解決する仕組み作りが必要になります。

    『人の仕事』をどのように認識し管理するのか、それは組織の3年後5年後に大きな影響を与えます。

    私はそう思います。

    新訳 現代の経営〈上〉 (ドラッカー選書)
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