満足の行くコミュニティ作りに成功した組織は、人を引きつける。 (ピープルウェア/トム・デマルコ)

人に対する投資を退職によって無駄にしないためには、社内にコミュニティを作り上げることが重要。
そう言う事だと、私は思います。

同じ職場で仕事をしていれば、多かれ少なかれ仲間意識と言うものが生れてくると思いますが、そういう仲間意識や共同体意識を、どうやってコミュニティに育て上げていくのか。
これが出来ている組織と出来ていない組織では離職率や生産性に大きく差が出ます。

以前に書いた、組織の学習能力は、組織がどの程度人を引きとめておけるかで決まる。  (ピープルウェア/トム・デマルコ) にも関連しますが、人を引きつけるコミュニティは離職者が減り、組織の学習能力が向上します。
つまり、生産性の高い組織、長期にわたって成長できる組織を作るためには、コミュニティ作りは必須の条件と言えます。

コミュニティは、仕事を通じて自動的に出来るわけではありません。
チームやオフィスを指揮・監督するマネージャーやリーダーが作る努力をしなければなりません。
しかし、マネージャーやリーダーの努力だけでは限界があります。
マネージャーやリーダーがコミュニティを作りやすい環境や仕組みを用意するのは上位のマネージャーや経営者の仕事になります。

コミュニティ作りは、大きな括りで言えば福利厚生になりますが、ハードウェアではなくソフトウェアです。
大企業のような施設や設備、制度は必要ありません。
そもそも、最近話題のgoogleやGMOの様な職場環境に憧れても、ほとんどの中小企業には不可能ですし。
(法的な最低限度の福利厚生と、規模に合わせたプラスアルファは必要でしょうが・・・)

コミュニティ作りに大事なのは、人間的なつながりだと、私はそう思います。
もちろん、どんなコミュニティでも作れば良いというワケではないのですが、それはまた次の機会に。

ピープルウエア 第2版 - ヤル気こそプロジェクト成功の鍵
ピープルウエア 第2版 - ヤル気こそプロジェクト成功の鍵
クチコミを見る