組織の学習能力は、組織がどの程度人を引きとめておけるかで決まる。 (ピープルウェア/トム・デマルコ)

ノウハウの蓄積や作業効率や生産性の向上など、組織としての強みはその学習能力にあると言えます。
学習能力には組織形態や経営者/管理者の能力、スタッフのモチベーションなど多くの要因が絡んできますが、一番の基本は『離職率の低さ』だと思います。
何故なら、知識は人の中にしか無いからです。

知識はマニュアルやデータベースに蓄積することが出来ますが、それらはドキュメント化された時点で単なる情報になってしまいます。
情報を再び知識として吸収し、知恵に変換するには多大なコスト(労力・時間)がかかります。
離職率が極端に高ければ、マニュアルやデータベースに蓄積することすら難しいでしょう。

もちろん、ノウハウや経験知を組織として蓄積する仕組みも必要ですが、離職率を如何に低く抑えるかを同時に考えていくことが重要です。
私はそう思います。

つか、離職率の高い会社(担当者が頻繁に代わる会社)って、取引してて不安になりますよね。
引継ぎがちゃんと出来てるのかどうか(情報の継続性)も含めて。
顧客からの信頼を維持すると言う意味でも、離職率を低く抑えることは重要だと、私はそう思います。

ピープルウエア 第2版 - ヤル気こそプロジェクト成功の鍵ピープルウエア 第2版 - ヤル気こそプロジェクト成功の鍵
(2001/11/26)
トム・デマルコ、ティモシー・リスター 他

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