人脈とは、都合よく利用できる人々ではない。互いに応援しあえる間柄である。 (人脈塾/鳥居 祐一)

言われてみれば当たり前のことなのですが、ややもすれば忘れてしまう人が少なくありません。
中には、自分に何かメリットをもたらしてくれるのが友達だと勘違いしている人も、残念ながら少なくないようです。

学生時代、車のトラブルで旅行先から帰れず、講義を2回ほど休んだ事があります。
特に親しい教授ではありませんでしたが、いつもほぼ正面の前列に居たせいか顔を覚えられていたのでしょう。
「ここ何回か着てなかったけど、講義の内容は誰かに聞いたの?」
と質問され、旅先から帰ったばかりなので誰にも聞いてないと答えると、
困ったときに勉強を教えてくれるのが友達で、教えてくれない奴は友達じゃないんだ!
と怒鳴るような口調で言われたので、
ならば、私は教える方が専門で彼らに勉強を教えてもらうことは無いので友達はいません!
と応えたら、試験では余裕で合格点を取っていたのに単位をもらえなかったと言う。
そんなエピソードを思い出しました。
若さゆえの過ちと言うのは認めたくないものですね '`,、('∀`) '`,、

閑話休題

要は、私にとって友達とは、何かをしてくれる人ではなく、見返りやメリットの有無に限らず、力を貸したい、応援したいと私が思う相手のことなのです。
もちろん片思いのことも多いですが、布施行の一環でもあるので、それで良いと思っています。
趣味の領域ですね。
見返りやメリットがあればそれに越したことはありませんが、嫌いな相手や馬の合わない相手では、報酬をもらっても応援などしたくはありません。だって趣味だから。
例えビジネスでもです。
まあ、ビジネスの場合は報酬次第で多少は割り切ってやっつけますけどね、実際は。

逆に、利害関係を抜きに私に力を貸してくれる人は、友達以上の恩人だと思っています。
本人に面と向かっては言いませんけどね。
互いに応援しあえる関係、友達と呼べ合えるような関係が増えれば、それは素晴らしいことだと思います。

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(2012/03/24)
鳥居 祐一

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