善悪と言っても天が決めたものではなく、結局、人間にとって便利かどうかだけの話である。 (二宮尊徳)

法律は5割の妬み嫉みと4割の利権既得権益、そして1割の理想で出来ています。
※個人的な感想です


法治国家である限り、悪法も法ですから、くだらないと思っても明らかに間違った内容であっても、差し当たりはそれに従わなければなりません。
法が間違っていると思えば、廃止や改正を働きかけるべきで、無視して良いと言う訳ではありません。

なんで大声で法を守れを叫ぶ人たちに限って平気で法を犯すんでしょうね?
国会前とか沖縄基地外とか・・・おっと、誰か来たようだ。

閑話休題

物事は立場や見方によってどのようにでも受け取ることが出来ます。
絶対的な悪とか絶対的な正義とか、残念ながらそんなものは存在しません。

だから俺の言うことも正しいんだと叫べ、という話ではなく、法とかルールとして成り立っているからには一定の理由や効果があるハズなのだから、それを上手く使わなければいけないという話。

尊徳翁の活躍した江戸時代という時代背景を考えれば、農民出身の身ではいろいろと理不尽なことや道理が通らないことも多かっただろうと推測できます。

経済には道徳が必要だと主張した尊徳翁ですから、正義や道理に固執するのではなく、あくまで人の世をスムーズに動かすための道具なのだと、自分を言い聞かせるために割り切った言葉なのではないかと思います。

特に経営者あるいは経済人としては、理想と現実の折り合いをつけることが何よりも大切です。

私はそう思います。



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