忠告には用心せよ。この忠告に対してもだ。 (カール・サンドバーグ)

先日Facebookで似たような投稿をしたのでこの言葉が目にとまりました。

より良くするために他人に意見を求めることは悪いことではありません。
しかし、何か言われるたびにアレもコレもと受け入れる。受け入れるというと聞こえは良いですが流されているだけですよね。
結局何がしたいのか、何を一番強調したいのかが判らない代物になります。

例えば、原稿やデザインがなかなか決まらないクライアントさんって多いんですよね。
指示に従って何度修正しても、その度に○○さんに聞いたらああ言われたから変えます。□□さんに聞いたらこういわれたから変更します。
キリがないんですよね。

人は、アドバイスを求められると特に思いつかなくても
『何か答えなくては(申し訳ないor格好がつかない)』
と思って適当なことを言うものです。

なので、そのアドバイスに具体的な内容がない場合、抽象的なアドバイスの場合は注意が必要です。
抽象的ということは、アドバイスが思いつかなくて適当に答えている可能性が高いからです。
アドバイスに具体的な内容がないなら、気持ちだけ感謝してその意見は参考にしない方が無難です。

例え具体的なアドバイスであっても、本来の目的によっては採用すべきかどうかは十分に検討する必要があります。
相手が目的やアナタの想いを誤解したりそもそも理解していない可能性があるからです。
その判断をするためには、結局、自分自身の考えや軸がしっかりとしている必要があります。

もっとも、この場合の「忠告には用心せよ。」は、中にはアドバスを装って自分の都合の良いように意見や物事を誘導しようとする奴がいるから気をつけろって意味合いが強いのではないかと思います。
利害関係がある場合や、頼みもしないのに相手から忠告をしてきた場合などは特に。

いづれにせよ、他人の意見を聞くことと、他人の意見に流されることは違う、という事を意識しておくことが大切です。
私はそう思います。


シカゴ詩集 (岩波文庫)
カール・サンドバーグ
岩波書店
1957-06-05



 
 
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