能力開発の基本は呼吸です。

通常、呼吸は自律神経の働きによって無意識に行われていますが、これを意識的にコントロールすることで、様々な身体効果を得ることが出来ます。
フィジカル系もメンタル系もスピリチュアル系も、その能力を開発しようとしたとき、すべて呼吸を整えることから始まります。

呼吸が乱れると心が乱れます。心が乱れると体勢が崩れます。
呼吸を整えることは、心身を整えることです。

ここぞと言うときに、呼吸法でパフォーマンスを上げると言うのも1つのテクニックですが、意識しなくても最適な呼吸を行うように訓練することで常にパフォーマンスを向上させることが出来ます。

呼吸の種類には大きく分けて
  • 胸式呼吸
  • 腹式呼吸
  • 逆腹式呼吸
の3つがあります。

胸式呼吸と言うのは通常の呼吸です。息を吸う際に胸郭を膨らませる呼吸です。訓練をしていない場合、ほとんどの人はこの胸式呼吸を行っています。
大きく息を吸ったとき、肩が上がる、胸が開く、などが胸式呼吸の特徴です。

腹式呼吸は、横隔膜を膨らませて行う呼吸です。一般的には、息を吸うときにお腹を膨らませる呼吸と説明されます。
能力開発の場合、この腹式呼吸が基本となります。
ボイストレーニングや瞑想、武術、気功など、あらゆるメソッドで最初に学ぶ呼吸法です。最近ではダイエットにも用いられている様です。

逆腹式呼吸は、息を吸うときにお腹を凹ませ、息を吐くときにお腹を膨らませる、腹式呼吸の逆を行う呼吸です。
武術や気功法の訓練以外ではまず行いません。

腹式呼吸はリラックスや集中力を高めるのに有効な呼吸法です。

腹式呼吸の効果については、生理学的なものからスピリチュアルなものまで色々な説明がありますが、ざっくりまとめると「血流や代謝を整え、身体感覚の向上させる」ことができる呼吸法だと言うことです。
ただの深呼吸でも心身をリフレッシュさせることは出来ますが、普段から無意識に腹式呼吸を行うように訓練することで、常時パフォーマンスをアップさせることが出来ます。

腹式呼吸の練習法

姿勢は立った状態でも座った状態でも、横になっていてもかまいません。
重要なことは背筋を伸ばした状態であることです。
最初は座った状態がやりやすいかもしれません。

息は、鼻から吸って口から吐きます。
別に鼻から吸って鼻から吐いても良いのですが、口から吐いた方がコントロールがしやすいので身に付けやすいと思います。
口から吸って鼻から吐くのはお勧めしません。理由は色々あるけど省略。詳しく知りたい人はググってください。

まず大きく息を吸って、そのまま深く息を吐き出します。普段の呼吸で吐ききったと思うところから、さらに搾り出すように息を吐き出します。
吐ききった(つもりの)ところから、さらに息を吐くとグッとお腹に力が入るハズです。
鳩尾の辺りがぎゅっとなっていなければ、まだ息を吐ききっていない状態です。肺を空にするイメージでさらに吐き出しましょう。

限界まで息を吐いたら、吐くのをやめてお腹の力を抜いてリラックスすると、自然と息を吸い込むと同時にお腹が膨らんでいきます。
この息を吸い込むときにお腹が膨らむ感覚を意識しながら息を吸い込むことが重要です。

感覚が分かりにくい場合は、横になって丹田(お臍の下3cm辺り)に手を置いてやってみると感覚が掴みやすいかもしれません。
週間少年ジャンプなどの雑誌(マガジンでもサンデーでもチャンピオンでも可。週刊誌サイズがお勧め)をお腹に乗せて呼吸してみるのも感覚がわかりやすいです。

その後は、丹田に意識を集中しながらお腹を凹ませながら息を吐く、自然にまかせて息を吸いながらお腹が膨らむのを感じる。
を繰り返します。

腹式呼吸は意外と負荷が掛かるので、いきなり長時間せず、最初は5分ぐらいから、慣れるに従って少しずつ長くしていきます。
最終的には、無意識に腹式呼吸を行っている状態が理想です。

呼吸法にも色んな流派がある様ですが、基本は「吐く」事に重点をおくことがポイントです。
人は生きている限り、吐けば自然と息を吸います。そういう仕組みになっているのです。
なので、まずは吐き出すことです。できれば呼吸と一緒に色んなものを。ってのは瞑想法の分野に入るので詳しくは瞑想法の回にでも。
 
力が欲しいか?!ならば腹式呼吸を身に付けろ! 

20121009121942dd5
 
ブログネタ
健康と自然の力 に参加中!