「教祖誕生」という映画があります。
20年ぐらい前の作品ですが、ビートたけしが原作・監督した作品なんで聞き覚えのある方も多いかもしれません。
内容は、タイトルのまんま新興宗教のインチキ教団を描いた作品です。

邦画はあまり見ない私ですが、北野武作品は意外と観てて、その中でもこの「教祖誕生」が一番印象に残っています。
次が座頭市あたりかな。
そう言えば私が見る邦画作品って藤田まことか竹中直人か北野武ぐらいしかない件。

閑話休題

先日、レンタルDVDを借りに行った際、ふと気分転換にいつもは覗かない邦画のコーナーをうろうろしていたら「教祖誕生」のDVDを発見。
当時はVHSだったのがDVDになってるぐらいだから、やっぱりそれなりに人気があるんでしょうね。
懐かしくて思わず借りそうになってしまいました。いや、借りませんでしたけどね。

ラストの『何故かみんなホンモノになっちゃうんだよな』って言うつぶやきがとても印象に残っている作品です。
詳しく書くとネタバレになっちゃうので気になる方はぜひ観てください。
「アウトレイジ」みたいなバイオレンスではなく、「みんな~やってるか!」ほどハチャメチャでもないので気軽に楽しく観れます(笑)

まあ、冷静に分析すればピグマリオン効果と役割効果の相乗の結果だと思いますが、色々考えさせられるところもある作品でした。
宗教と商売はしても宗教で商売はしないと心に決めた作品でもあります。

でも宗教って儲かるんですよね。
だって儲かるの「儲」ってのは「信者」って書きますから!

そういえば松下幸之助も商売は宗教に通じるところがあるって言ってましたね。
ビジネスを成功させたいなら宗教を勉強してみるのも良いかも知れません。
って、ただの雑談ネタのつもりが書いてるうちに意外と深くなってオチが付かなくなってしいました(^^;

教祖、目指してみませんか?(ぇ

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