寝ようと思って布団の中でうとうとしていたら急に「群盲象をなでる」の出典が気になり飛び起きて蔵書を漁ってみた。

学生時代に中国古典で見た記憶があったのだが、手元にあった論語、孟子、荀子、韓非子、孫子、呉子、老荘、戦国策、十八史略、菜根譚の諸本には見当たらない。
過去に読んだ中国古典でいま手元にないのは三国志と易経。

明日、図書館に行ってみようかと悩みつつ、そういえば同じ時期に仏教哲学にもはまっていたと思い出し仏教聖典をめくっていたら第69節、衆盲模象経の記載があった件。

やはり私の記憶違いですか?
ドラッカーも記憶ではなく記録する重要性を述べていいますが、人の記憶と言うのは存外アテにならないものですね。

ついでにGoogle先生にも聞いてみたらWikipediaにインド発祥の寓話として仏教だけでなく世界中に(いろんな宗教の教訓として)広まっているらしい。
蔵書以外で見聞きしてる可能性もありそうです。

ちなみに、象と言えばガネーシャが思い浮かぶのですが、私の十一面観音様はいつ現れるのでしょうか?
う~ん、もうこんな時間だ。今度こそ寝よう。

群盲象をなでる