衆民にいい顔をしていれば、確かにいろいろと楽になるだろう。
が、それだけのことだ。
彼らの欲望には限りがない。なにか一つを与えると次の一つを望む。
なによりも問題なのは叶えられて当然だと信じるようになることだ。
僕は親鳥ではない。
ただ大口を開けて愚にもつかない文句を垂れているような連中の面倒を見られるほど度量は大きくない。
(新城直衛/皇国の守護者8)
衆民を従業員と置き換えても良いかもしれません。
会社の清算処理をしながら、自社の福利厚生費の比率の高さに物言えないやるせなさを感じて思い出した言葉です。

皇国の守護者〈8〉楽園の凶器 (C・NOVELSファンタジア)
皇国の守護者〈8〉楽園の凶器 (C・NOVELSファンタジア) [新書]