第二の使命についての前提は、組織が何を意義ある成果とするかを明らかにする。経済や社会に対し、いかに貢献するつもりかを明らかにする。 (P.F.ドラッカー/『チェンジ・リーダーの条件』実践するドラッカー事業編より)

事業の定義は三つの要素からなる。
第一は、組織をとりまく環境である。
(中略)
第二は、組織の使命すなわち目的である。
(中略)
第三は、そのような使命を達成するために必要な強みついての前提である。

引き続き、事業を定義する3つの要素、2つ目です。

何を以って経済や社会に貢献するのか。
その商品、サービスがどの様に世の中のお役に立てるのか。

ホントに役に立たないものであればすぐに淘汰されてしまうので、すべての事業は何らかの役には立っているワケです。
が、経営者や現場のスタッフがをそれを意識して提供できているかどうか。
そこが重要なのではないかと思います。

自らの事業を定義するとは、己自信を知ることでもあります。

つまり、同じような商品やサービスを提供していても、発展する会社(組織)と衰退する会社(組織)の差は、自分達が何を提供しているのかが理解できているかどうかの差。
組織の使命(目的)が経営理念として浸透しているかどうかの差。
私はそう思います。

私の経営する会社で言えば、情報格差を解消し、社会生活の発展を手助けする。
情報化社会という言葉を意識することなく誰もが情報にアクセス出来、便利さを豊かさに変換できる環境を目指して活動する。

・・・堅いな(^^;

噛み砕いて言うと、お客様が昨日よりも今日、パソコンを少しでも便利に楽しく使えるようになるお手伝いすること。

それが我々の使命です。
あとは、どうやってスタッフに浸透させていくか。
研修や社内報で地道にやっていくしかないかな。

あなたの組織の使命は何なのか?何を以って社会に貢献するのか?
たまにはそんなコトを考えてみるのも良いと思います。

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