本日は商工会議所のスキルアップセミナーの3回目、最終回でした。
お題は「コンピテンシー」、日本語にすると「行動事例」です。
参加されている方には「コンピテンシー」って初めて聞くって人が多いようでしたが、要は、「仕事の出来る人」は「こんな時はこう行動している」と言った事例を集めて、スキルやノウハウの共有をしたり、新人の教育に役立てましょうと言う内容です。
セミナーの内容的には今迄で一番面白かったです。


今回のセミナーでは、ある程度の事例をパターン化してある75枚のカードを使って、比較的簡単に行動事例を作成しましょうって内容でした。
うちでも、5年以上前(元ネタを考えたのは10年ぐらい前)から「ベストプラクティス」の名称で似たようなことを行っていますが、このカードがあればもっと簡単にベストプラクティスの作成が出来たんじゃまいかと思った次第。
まあ、講師の中小企業診断士の先生いわく、コンピテンシー(行動事例)は日本では元々採用や人事評価で用いられ、社員教育で使われだしたのはここ2・3年の話だそうです。


私が「ベストプラクティス」を作った時はサンプルになるものが何も無くて、仕方ないのでコンサルタントと同じ手順で行動分析からはじめてゼロから作りました。
もちろん内容は毎年見直して改訂しています。
そして一緒に参加していた従業員に「ベストプラクティス」が弊社のオリジナルだと知らない奴がいた罠。
あんたの社長はどちらかと言うと天才ですよ。最近は歳のせいかイマイチぱっとしませんががが。


このコンピテンシー(行動事例)もうちの「ベストプラクティス」も、上手く活用すれば新人の促成栽培に非常に有効です。
うちの「ベストプラクティス」も、コンピテンシーを応用してパワーアップさせたらもっとよさげなモノが出来そうな気がします。
さっそく取り組まねば。