ドラッカーと会計の話をしよう

ドラッカーと会計の話をしよう






コンビニで見かけて気になっていたので、amazonで買い物したついでに買って読んでみた。
経営者とか、経営を意識する上位のマネージャクラスなら読んでおいて損は無いと思います。
ただ、基本的な会計の知識がないと話の内容が???
になりそう。
なので、アマゾンのレビュー風にあらわすと☆4つ

帯に書いてある「利益は存在しない」
これは、「決算書は簡単に粉飾できるから、決算書上の利益よりも現金、キャッシュフローの方が大事」ってことだと理解した。
私の会社は自営業に毛が生えた程度の規模なので、決算書より現金ってのはよくわかる。実際、四半期ごとに試算表作ってるけど、決算書の数字より実際の現金の残高がどうなってるかの方が気になってしまう '`,、('∀`) '`,、

他に要点を抜き出すと
・価格設定には戦略が必要
・コストは削るべきトコロと削ってはいけないモノがある
・原材料費だけが原価ではない
・コストを負担しているのは誰か
といった辺りか?
詳しくは本を読んでもらうとして、普段からマネジメントを意識してあれこれ悩んでる身からするとどれも納得のいくものばかりだが、会計の専門家や、仕事で経理に携わっている人には目から鱗が落ちるぐらいの視点の変化ではないかと思う。

むしろコレを読んで管理会計についてもう少し真面目に勉強してみようという気になった。
良書だと思う。